窯場案内

 かつて千歳山にあった泥仏堂は、轆轤(ろくろ)場でしたが、仁和寺で半泥子の八十賀の祝賀会が行われた年に、廣永の地に泥仏堂を新たに建立いたしました。
 
 廣永の泥仏堂は、「お堂」として、主に川喜田壮太郎(半泥子の子)の寄進で作られました。「お堂」ということで、ご本尊が安置されております。それは、半泥子の陶製自作像です。

 半泥子陶像の背面には、「秋晴れやおれはろくろのまわるまま」と記し、厨子の内側には、「把和遊」「喊阿厳」の表記があります。





仙鶴窯 泥仏堂

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